DATA Saberとは

前回のブログで後回しにした、DATA Saberについてです。
公式サイトによると、
DATA Saber
データに溺れかけている世界を
その剣で守り導く救世主
データを通して世界を理解し、それを人に正しく伝える努力を怠らず、
人の心を動かし、行動を促す。これがDATA Saberである。
~中略~
私たちは、真に世界をデータドリブンに導きたいと願っているすべての人の挑戦を待っている。
というもので、具体的には以下の3つの力を備える必要があるそうです。
DATA Saberの持つ力
データにまつわる包括的な知識と技術力、ならびにデータドリブン文化を広める力の双方を高いレベルで兼ね備える。
データのその先の世界を見通す技術力
データを理解するための基本から上級のスキルを迷いなく引き出せるほどにまで身につけ、いつでもスムーズに使用することができる。「データが何を言っているかわかる」ようになる。
データドリブン文化を伝え、人々を導く力
データを理解することでビジネスを変革できると確信し、それを会社内や社会に広める活動を行う。
で、その認定過程というのがなかなかに過酷な試練のようです。
DATA Saber認定制度は、挑戦者が「データのその先の世界を見通す技術力」と「データドリブン文化を伝え、人々を導く力」を有することを3か月間の試練を通して証明するプログラムで認定には以下のステップが必要
十一の試練のクリア:
- 技術力に関する10の試練を全て満点でクリアする。
- 導く力として、コミュニティ活動で50pt以上を獲得する。
これだけだと、単なる公式サイトの劣化版コピーなので、もう少し、私の私見を書いておきます。
じつは現在、このDATA Saberチャレンジ真っ最中(開始後、約2週間経過)でして、 正直、3か月前はDATA Saberなんて資格の存在すら知らなかったし、1か月前もチャレンジするかどうか微妙でした。
そんな私が2週間ほどチャレンジしてみた感想なので、意見というにもおこがましいのですが。
- DATA Saberの取得過程は自動車学校のそれに似ている。
- Tableauが使えるようになること自体、自動車の運転ができるようになることと似ている。
1.DATA Saberの取得過程は自動車学校のそれに似ている。
みなさん、自動車運転免許持ってますか?免許取るためには、一般的には自動車学校に行きますよね。
まずは、交通ルールなどの座学(学科教習)と、教習所内で基本的な車の操作を学ぶ実技(技能教習)を行い、その後、実際の公道で運転練習(路上教習)。全ての教習を終え、卒業検定に合格することで、晴れて運転免許証が交付される。
自動車を運転する技術は、自分や他人の命に係わる重要事項なので、未熟なままの運転者が行動に出てこないようにしっかりと教育が施されています。

この育成過程って、すごくよくできていると思うんですよね。
DATA Saberになるためには、まず、師匠を見つけて、弟子にしてもらう必要があります。自動車学校の教官ですね。で、頭で理解することと、体で覚えることをそれぞれ、小さなステップに分解して一つずつクリアしていって、最後に総合的な能力をはかり、合格すれば資格を認定される。
新しい道具を使えるようになるためには、とても良い方法だと思います。
2.Tableauが使えるようになること自体、自動車の運転ができるようになることと似ている。
新しい道具を覚えるのって、最初は苦労しますよね。
どこかに移動したいだけなら、電車でも自転車でも、どこにでも行けます。
別に苦労して別の移動手段を習得しなくても、とくに不自由なく暮らしていけるかもしれません。
では、自動車はいらないものですか?
多くの人は、ノーと答えると思います。
たとえ自動車を所有しなくても、旅先でレンタカーやカーシェアリングを利用する快適さがあります。
自分で運転ができると、まったく違う移動体験ができますよね。

Tableauもおんなじです。
データをグラフにしたり、報告レポートを作成することは、ExcelやPowerPointでもできます。
でも、もしもTableauが使えたら、今までと同じデータの見え方が変わります。
どんなふうに変わるのか
これはもう、完全に私見ですが、簡単に言うと、「もっと見たい!」と思うようになります。
ざっくりしてますね(笑)
でも、みなさんもTableauを触り始めると、きっと共感してもらえると思います。
あ、でも、言ってもまだTableau歴1月ほどなんで、説得力もなんもないですけどね。
てことで、次回はやっと、Tableauでデータを見る。という本題に入っていきたいと思います!
お楽しみに!

