サンプルスーパーストアを見てみよう!

さて、第1回でお話しした"設定"はおぼえていますか?
そう、父の会社を引き継いで、社長になったのでした。
手元にあるのは、過去4年分のPOSデータです。
POSデータとは
何も知らずに経営を引き継いでしまったので、POSデータというものがよくわかりません。
こんな時はエグザ先生です。
POSデータとは?
POSは Point of Sale (販売時点情報管理)の略です。
POSデータとは、スーパーマーケットなどの小売店で商品が販売された「時点」で記録される、あらゆる販売情報を指します。レジで商品をスキャンする際に記録されるデータがこれにあたります。
POSデータに含まれる主な情報
一般的なPOSデータには、以下のような情報が含まれています。
- 日時: いつその商品が売れたか(例:2023年10月27日 15:32)
- 商品情報:
- 商品名(例:バナナ)
- 商品コード(JANコード や SKU など)
- 単価(例:198円)
- 数量(例:1個/パック)
- 取引情報:
- 合計金額
- 支払い方法(現金、クレジットカード、電子マネーなど)
- レジ番号
- 店舗コード
- 顧客情報(ポイントカードなどと連携している場合)):
- 会員番号
- 性別、年代(登録情報に基づき)
- 購入履歴
ふむふむ。知らない言葉もちらほらありますが、おおむねわかります。
要するに、いつ、なにが、いくらで、誰に、売れたかをひたすら記録していくものってことですね。
で、実際のPOSデータはこんな感じ。

目で見ても、何もわかんないですね。
返品シートというのがありますが、なんでしょうねこれ。
あとは、「関係者」

こっちはよくわかります。いまの私を支えてくれる、大切な仲間です。
次回は地域別の売上・利益や取り扱っている商材などを詳しく見ていきます。
次回に続く!

